モンテッソーリ教育「文化」分野の一つとして、園では『世界』に目を向けた活動を採り入れています。
言葉だけを知るのではなく、その国の歴史や文化背景も含め「全体」を子どもたちに与えたいからです。
そこでJICA駒ケ根訓練所の語学講師の方のご協力で、母国の紹介をいただいています。
前回は地図上での位置、国旗、言葉、食べ物、文字など、いろいろ教えていただきました。
今回もシンハラ語の独特の文字で、子どもたちの名前を一人ひとり作成し、プレゼントしてくださいました。
2回目の交流ではスリランカの子どもの遊びも教わりました。
日本でいう「福笑い」と同じですが、スリランカではゾウが身近にいる動物。そこでゾウの絵に目玉を書き込むものでした。
子どもたちが目隠しをして挑戦!
シリパーラ先生も指導に熱が入ります。
次はスプーンにボールをのせて競走。
どこの国でも同じような遊びがありますね。
「やりたい!」と自ら手を挙げて皆、挑戦します。
慌てるとすぐにボールが落ちてしまう楽しい遊びです。
スリランカのことが知りたくて、積極的に手を挙げて質問していましたね。
シリパーラ先生も丁寧に答えてくださいました。
人と人は相手の文化を尊敬しながら 違いはあっても互いにつながり合うことができる、小さな頃から体験的に「知ること」を積み重ねていきたいと思いました。
先生の掌のぬくもり。握手。心がつながっていく感じです。
スリランカは、かつてモンテッソーリがインド滞在中に何度か訪れた国です。
そのためモンテッソーリ幼稚園もあり、またモンテッソーリ教員の養成も行われているそうです。
スリランカ、いつか訪れてみたい国ですね。
シリ先生、お忙しい中、ほんとうにありがとうございました。