慈雨の中のマリア祭

慈雨の中のマリア祭

カトリックでは、5月は聖母月と呼ばれています。

幼稚園では、マリアさまへ『心の花束』をと、クラスごとマリアさまが喜ばれることを考えながら過ごしました。

そして・・・マリア祭予定の日はとてもすばらしいお天気にも恵まれました。

ところが、5月下旬に上伊那はコロナ警戒レベル5の緊迫した状況になりました。

もちろん、マリア祭は延期となりました。

ただ、子どもたちから「マリア祭はいつ?」と何度も聞かれました。

マリア祭を待ち望む今の心に応えるため、6月早々に予定を入れることに。

ずっといいお天気が続いていましたのに、6月4日(金)は朝から大雨。

けれど、晴れが続いていたからこそ、雨を待っていた方も多かったことでしょう。

これは『慈雨』なのだと思いました。

そこで、ホールでのマリア祭になりました。

天使組の子どもたちは衣装に身を包み、聖母行列。

青空の下ではなかったけれど、たくさんのお花をいただきましたので、花まきもできました。

この日、子どもたちが一輪ずつ持って来てくれた花は、神さまの創られたもの。

みんなの花で作られた花束は、とても素敵で、一つひとつが違うからこそ、豊かなすばらしい花束となりました。

きっとマリアさまも喜んでくださったことと思います。

花や花びらをご用意してくださった保護者の方や、たくさんの花を寄付してくださった花づくりのおしごとの皆様にも、

心から感謝いたします。ありがとうございました。