運動会、ありがとうございました!

10月2日(土)、第53回運動会が行われました。

「ドキドキ わくわく のびのび キラキラ ぼくらのえがお 空までとどけ!」が今年のテーマ。

オープニングのために新調したクラスカラーの2つのバルーンとともに、満面の笑顔で始まりました。

バルーンの曲『青い空に絵を描こう♪』も、今日のお天気にぴったり。

そんな姿が「キラキラ」輝く運動会にしたいねと取り組んできました。

プログラムの1番は、年少さんと満3歳児さんからです。

1年の成長はすばらしく、来年の運動会ではどんな成長が見られるか楽しみな花組さんたちです。

次は忍者修行中の年中「星組」さん。

まずは『走るの巻』。

年長さんが競技のお手伝いをしてくれます。

コーナーポストや順位に応じて等旗のところに連れて行ってくれるなど大活躍。頼もしい姿です。

次はまた、花組さんの運動遊び。

体育指導で細谷先生に教わった、うさぎ跳び・平均台・6段のとび箱からのジャンプ、そしてお芋さんごろごろ。

ひとりでできる、からだを動かす度胸や楽しさ、元気な姿を見ていただきました。

年中の忍者修行の続き、お次は『今日も修行の巻』。

木の術、椅子の術、橋の術・・・など、「術」を考えたのも子ども、ポーズも一人ひとりが考えたそれぞれのイメージの表現です。

多彩でユニークな発想がおもしろいですね。

いよいよ「忍者村祭り」へ出かけ、踊りを披露します。

次は、年長天使組、縄跳びとバルーンで、友だちと力を合わせキラキラ輝く姿を披露しました。

休憩をはさみ、次は全園児縦割りクラスでの『いのちのものがたり』。

4月からの半年間、子どもたちはいろいろな命と向き合い、心動かす日々を過ごしてきました。

そんな子どもの日常の一コマを子どもの発想で演じます。

海の星組は『園庭の小さなおともだち』

毎日、プランターを持ち上げては虫探しをする子どもの姿です。

虫との出会いに心ときめかせ、虫を通して友だちとも出会ってきたその様子です。

次は光の星組『ドングリ林に住みついたカミキリムシの大騒動』

つかまえたり噛みつかれたり大騒動の毎日、捕まえたカミキリムシを飼ってみたいとも思ったけれど、

みんなで考えて自然に返したんだったね。

次は望みの星組『はじめまして かわいいお客さま』

うまく飛べなくても練習をするチュンちゃん。

えさを食べたり、かくれんぼしたりするチュンちゃん。

チュンちゃんと過ごした2か月間と、チュンちゃんの死。

子どもは死をどう受け止めたか・・・天国にいるおじいちゃんやおばあちゃんのことも重ね合わせて考えた時間だったね。

そして、『カイコ』。

今年はシルクミュージアムさんのお誘いで、全クラスでカイコを育てました。

出会った時の小さな卵から、生まれたケゴ、眠と脱皮を繰り返すのを毎日観察・お世話しました。

糸を吐きながら繭になる様子、子どもたちが体験したことを、子どもたちなりに表現しました。

挑戦してみた初めてのページェント。

なかなか一筋縄ではいかない子どもたちと共に経験し共有した「いのち」をめぐっての日々。

体験したことがもっと物語になり、子どもたちの心に深く残る想い出となるようにと、運動会に向けて取り組んでいるが、あと1週間・・・。

私たちの想いにたいへん共感してくださった父母の会会長さん、なんとかしようじゃないかとご協力を申し出てくださいました。

そしてその言葉通り、超・超特急で録音・編集し、1枚のCDに。見事、運動会に間に合わせてくださいました。

(なんと御礼を申し上げたらよいか・・・)

舞台裏でもたくさんのお力添えをいただいています。ほんとうに感謝です。

そして、プログラム7番は年長さんの「自信を持ってトライ!」

今まで取り組んできた運動遊び、自分ができるようになった技を発表します。

トラックには平均台、マット、跳び箱、鉄棒が置いてあります。

最後は毎年恒例のリレー。年長星組、年長天使組それぞれで行いました。

輪っかのバトンは星組さん、棒のバトンは天使組さんです。

リレーの走る順番も自分たちで決め、最後までよく頑張ったね。

清々しい気持ちで最後を飾ってくれました。

『閉会式』は、元気な副会長さんの音頭に合わせ、元気玉をみんなで空まで「どっか~ん!!」と三連発。

神さま、見守ってくれてありがとう!

関わってくださった皆さま、暑い中応援してくださった皆さまに心から感謝です。

運動会という節から、また一歩大きく歩み出す子どもたち。

一人ひとり、しなやかに伸び成長しようとする思いを大切に、これからも見守っていきたいと思います。