駒ケ根市シルクミュージアムさんより分けていただいたカイコの卵。
各クラスで今年も育てました。
子どもたちを夢中にさせる虫たち。ですが、カイコは特別。
カイコを育てるようになって4年目。
毎日のお世話に子どもたちも参加。
きちんと手を洗った人がカイコのお世話ができます。
園庭に植えた桑の木の葉だけでは足りなくなって、ご近所で見つけた桑をいただいたりしながらきれいに洗って使いました。
先生たちも週末にはカイコと桑の葉を自宅に持ち帰ります。
さなぎになりそうな時はトイレットペーパーの芯もいっしょに。
そのかいあって、成長差はありましたが、全部のカイコがさなぎになりました。
カイコは人間の家畜として役立てられてきた虫。
そのことを子どもたちとも話し合うと、
「1頭だけ残してさなぎから出てくるカイコに会いたい」
「1頭だとかわいそうだから2頭残したい」など、いろいろな意見があったようです。
子どもたちの手でトイレットペーパーから繭が取り出され、低温室で永遠の眠りに入りました。
いろいろなことを感じたカイコと過ごした時間。
これからどんなストーリーが紡ぎ出されていくのでしょうか。