ある雨の一日

朝から雨の一日。『おしごと』の後、子どもたちは何をしているかな?と保育室のほうに足を向けた時、飼育箱の前から動かない子どもたちが目に飛び込んできました。実は今朝、畑のミツバについていた2匹の青虫を幼稚園に持ってきました。前日にカイコの卵を見た子どもたちは「え?もう生まれたの?」と勘違いした子もたくさん。

この虫は、キアゲハの幼虫でした。子どもたちは図鑑から見事、自分たちで探し当てました。この図鑑は、蝶の卵・幼虫・さなぎ・成虫について他と見比べながら調べることができます。図鑑・本物の虫と、しばらくの間、不思議な世界に引き込まれていました。

次は保育室。各クラスの中では工作をし、それぞれがイメージしたものを作り上げています。雨の日のために工作の材料となるものをストックしてあります。もちろん、お絵描き、粘土、折り紙などもOKです。

次はテラス。ここではごっこ遊びが展開されていました。

絵本コーナーではやはり生きものが好きな子どもたちが一冊の本を共有しています。

身体を動かしたくなったら、ホールへ。縄跳びをしている子どもたちから「ねぇ、見てて!見てて!」。がんばる姿を見ててもらいたい気持ちがいっぱい。奥では小さい子を誘って二人跳びに挑戦する子どもたちもいました。

がんばる気持ちがうれしい、縄跳びは一年でとても上手くなっていきます。子どものやる気ってすばらしいですね。

さて、工作で作ったものはお家に持ち帰っても良いのです。何をイメージして作ったのかしっかり聞いてあげてくださいね。アイスキャンディー、カメラ、ハリセン、銃など・・・・いろいろあったと思います。「へ~、なるほど~!」と、子どもたちの発想の豊かさに感心しながら見せてもらいました。

雨の日も園内はエネルギーいっぱい、楽しいひとときでした。